ビール好き女子のロンドン留学

元OLの夢だった留学生活を紹介。女性としての生き方も試行錯誤する生活ありのままを記録していく。

日本人はKaroushi(過労死)する!?

とある授業で、働き方についての話し合いをした。

「日本では1ヶ月も休暇はとれないよ。

日本では今労働時間が問題になっているんだ。

働きすぎで最近若い子が亡くなって、今話題になっているのよ。」って話をしたら、

 

先生が「Karoushi(過労死)でしょ!?」って。

そんなワードが知られちゃうなんて、、、なんとも言えない気持ちになった。

 

「日本人は真面目なのよっ。」って、授業中も賑やかなイタリア人。

 

先生は「いつも愉快なイタリア人、、、貴方達は日本人と真逆の性格かもね。」

って笑ってた。そして爆笑するイタリア人。

 

とあるイタリア人は1ヶ月のホリデーで語学学校に来ているんだって言っていた。

彼は金融機関にお勤めだそうで、同業に勤めていた私からすると驚くべき話だった。

(私のリスニングに間違いが無ければ...w

でも、今まで出会った社会人は、少なくとも2週間はホリデーがあるようだった。)

 

 

ちなみに他のクラスの友達が日本の労働についての記事を見せてくれたことがある。

そこには過労死に関する事件、スーパーフライデーなど政府や企業が改革を始めていること、

日本の平均的なホリデーが9日以下だといった内容が記載されていた。

とても興味深かった。

 

 

いい意味で「日本だけの当たり前」をもっと見つけていきたいな。

 

 

銀行の口座開設

ロンドンに来て早3週間、ちょっと耳も慣れてきたので銀行の口座開設に行ってみた。

色んな人のブログを見たところ、HSBCが一番外国人に優しい(開設しやすい)らしい。

フラットから最寄りの支店に行ってみると、一週間前から完全予約制とのことで、

親切で動作がカッコいい受付担当者が予約をとってくれた。

(顔は全く覚えていないので、私の中ではイケメンじゃ無かったのかな、、、)

 

ということで、口座開設手順。

1.来店日を予約する(一週間以上前)

2.来店日の3日くらいにメールと電話で日にちの確認をされる

3.当日来店

4.キャッシュカードの暗証番号が書いてあるシールが家に届く

5.キャッシュカードが家に届く

6.変えたい場合は、キャッシュカードの暗証番号をATMで変える

 

4. 5. について、

私の場合は4.は学校に届けて貰い、5.は直接支店に取りに行きました。

 

持ち物は、以下の3つです。

・パスポート

在留カード(RESIDENCE PERMIT)

・住居証明(学校に発行してもらう:部屋番号まで記載があるものを用意してもらいましょう。

ちなみに私の場合は大雑把な住所だったので作り直して貰いました。)

 

一応持って行ったのが、

・学校に支払いをしたという証明書

・学校のコース証明書

 

全部コピーを取ってくれるので、こちらで用意する必要はありませんでした。

さらに、0ポンドで開設できます。

作成時には、使用目的や初めの入金額、送金されるのか現金で入金するのか等を聞かれます。

留学生だと「両親が送金(transfer)してくれる」などがメジャーな理由みたいです。

また、初めにいくら入れるか考えてポンドに計算しておいた方がスムーズに回答出来ます。

 

 

銀行の窓口のお兄さんはとっても優しくてフレンドリーでした。

折り紙作ってよと言われたので、鶴を折ってあげたら喜んでいました。

メールアドレスを最後に書いてくれて、「質問があったらメールしてね」なのか、

ただのナンパなのか分からなかったけど、無事に口座開設を終えました。

 

 

 

日本のアニメーション、ありがとう

たぶんここにきて3日目くらいだったと思う。

台湾人のルームメイト(A子)がいつもアニメを観ているのは知っていた。

が、あれ、聞いたことのある声。

 

私「、、、それ、銀魂?」

 

A子「そうだよ。日本のアニメだよ。」

 

私「私も一時期Youtubeで観てたよ!面白いよね!!」

 

A子「Yes!近藤さん、ゴリラ〜〜(日本語)!笑」

 

爆笑!!

 

、、、から、チャイナ出身のルームメイト(B子)も参加。

 

B子「このアニメ知ってる?」

 

私「知ってる知ってる!!懐かしい〜〜」

 

B子「私は◯◯が好き!!」

 

A子「えーーーーーー私は△△派!!」

 

私「あ、私もーーーーーーーー!!」

 

という出来事からとても仲良くなった。(すごい、ガールズトークっぽい!w)

久石譲さん作曲の他の映画の話とかされて、感服した、、、。

特にB子(チャイナ)は、私と趣向が似ているみたい。歴史が好きで意味深い映画とか好きで、

この日以来、良く興味深い本や映画、イベントを見つけると「さちよもきっと好きだと思う。」

って教えてくれる。

かたやA子(台湾)はアニメ、旅行などエンタメ好きで賢くて、私とB子がお互いに何て言ったら分かりやすいかな、、、って言葉を探しているといつもサラッとシンプルな答えを持って来る。

クールそうで実は人と話すのが好きで、8月パリへ一緒に行く予定。(現在7月)

日本でも、ロンドンでも人に恵まれてありがたい。

 

そして昔は漫画ばっか読んでて何となく後ろめたかったけど、15年越しくらいで役に立ってる。

歴史好きも。同級生が読まないような古い時代小説、忍者漫画とか読んでて良かった。

 

日本のアニメーションのおかげで友達ができた。

今更だけど、ありがとう Cool Japan!!

 

 

ヨーグルト事件

ロンドンに来て初日牛乳を買った。

毎日ミルクティーで1日を始めるなんて、ロンドンっぽいじゃん〜〜🎵

とか思いつつ、5日目の朝、いつもの様にコップに牛乳をそそいだら、、、

 

ドロッ、、、

 

(え?)

 

良く見たら、ヨーグルトになっていた!!

 

出国前に、ヨーグルト作りにハマっていた私は、

父に「ヨーグルトメーカー持っていけば?」とか言われたのを思い出して、

「父よ、要らなかったよ、、、」とちょっと思いつつ、

恐る恐る食べてみたら、結構大丈夫!

でも2口くらいでやめておいた。

 

、、、3~4日後くらいにお腹を壊したのはヨーグルトのせいじゃないと思う。

けど、次からは小さいサイズの牛乳を買うことにした。

 

 

 

*朝食は食パンマン。

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お散歩デート!?

ロンドンに来て早々、同じ語学学校のキュートなボーイと散歩に行った。

 

学校のfbみたいなシステム上で頻繁にhow are you?ってメッセージが来るから

ちょっと迷惑していたけど、ふと会ってみようと思って散歩に行くことになった。

 

初めて会う時、日本人女子留学生が遭遇した事件のニュースが頭をよぎり、急に心拍数があがった。

「私、死ぬかも!?後で生存確認して!!」

日本にいる友達に連絡した。彼女は笑ってたし、今の私は笑えるけど、

あの一瞬は本当に死ぬかもっていう覚悟で臨んだ。

 

 

私「えーっと、Cくん?」

ボーイ「やあ!!そうだよ!初めまして!」

 

ハグする文化にまだ染まれていない私は、え、右?左?って一瞬なってしまって

ちょっと恥ずかしかった、、、泣

 

会った彼は、若く、ピュアな目をしたキュートなボーイだった。

guyでもmanでもなく、ボーイ。きっと夏のホリデーで遊びに来てる学生だろうと思った。

 

念のため、いつ仕掛けられても逃げられるよう心構えていたが、

(ナイフを出されても避けて逃げるイメトレさえもしていた)

 

本当にただの平和な散歩だった。

 

彼はよく喋れるみたいで、恐らく半分も聞き取れなかった、、、笑

レベルを聞いてみたけど、これまた答えは聞き取れなかった。笑

クラスをあがれるようにか、近々チャンスがあるのか

「チャレンジしたいからベストを尽くしてるよ!」みたいな事を言ってたと思う。

 

(、、、今の、かっこいいな。)

 

 

何はともあれ、

死ななくて良かった、、、

 

何か1つやり遂げた気持ちになった、、、笑

 

 

「死ななかった?」

 

 

って、友達からのライン。ありがたや。

 

 

 

 

サヨナラ、夢のOL生活

最後の出勤日、意識が朦朧としたまま挨拶の夕礼を終えた。

実感が無いってゆうのはこういう事なんだなぁ。

 

ずっと頭の片隅から消えなかった「海外で1年くらい住んでみる」っていう夢を

会社のみんなには隠してて悪いなぁと、教えてもらったのにごめんなさい、

もっと上手に後輩に教えたかったなって思いつつも一回しかない人生だから

「やらない後悔よりやった後悔」と思って決意してみた。

 

27歳、無職、彼氏なし、ビール好き。。。

 

肩書きは結構ひどい。笑

 

 

ただ、私の小学生の頃の夢は今思えばOLだったと思う。

現実的な小学生だったみたいで、卒アルに書いた将来の夢は

 

「特になし。、、、安定した職業(--;)」。

 

今の方が夢でいっぱいな気がするなあ、、、。笑

入社した時に気がついたのは、夢って叶うんだってことだった。

あれ、私、憧れのOLになってるんじゃない!?って思った瞬間を覚えている。

しかも、異動後はずっと希望していた部署で、

毎朝コーヒー片手にいかにもOLって感じで働くことができた。笑

 

それに「ロンドンに1回住んでみる」のも、今思うと10年前に決めた夢だった様に思う。

(忘れてたけど)

 

両方とも10年かかったけど、10年あれば夢って叶うんだって思ったら、

なんだか清々しい気持ちで一杯になった。

 

 

これを書いているのはロンドンのレジデンス。
2LDK 5人暮らし(3人部屋)。中国語とスペイン語が聞こえる。

幸運にも、ルームメイトとは英語でしか意思疎通出来ないから練習になる。

 

後悔はしていない。前進するのみ!

応援してくれた日本のみんなに心から感謝。